これからマジック:ザ・ギャザリングを始めようという方へ(その18)

今回は土地に関するお話です。
アリーナなどで対戦に慣れてきた方、テーブルトップでチャレンジャーデッキなどから更なるデッキを組んでみたいと思っている方、多いことかと思います。

デッキ構築に関しては公式にて解りやすい解説がありますのでそちらを参照されるといいかと思います。
デッキ構築入門

記事の作成が1年ほど前かと思われます、紹介されているカードが前スタンダード環境のものが多いのですが、その理論は現環境においても同様ですので問題ないかと思います。

さて、ここで今回採り上げる内容はデッキ構築入門で言うところの「ステップ4:土地を選択する」の部分です。

マナ基盤はとても大切です。デッキ構築で一番大事と言ってもいいでしょう。

 どんな呪文であれ、唱えることができなければ全く意味はありません。

デッキの色に合わせて土地の種類を選択する必要がありますし、デッキのマナコストに合わせて土地の枚数を考える必要があります。

デッキ構築入門

とデッキ構築入門でも記載があります。
当ブログのタイトルでもないですが、まずは土地を置かないことにはなにも始まらないのがマジック:ザ・ギャザリングです。
(ヴィンテージやレガシーなどはその限りではありませんが、それについてはまた別のお話なのでここでは除外しましょう)


話が少し逸れますが当サイトの「セットランドでGo」というのは英語でプレイする場合、相手にターンを返す際「Go」でいいのです。
遊戯王の影響もあってか、国内では「ターンエンド」とよく表現されますが。

つまり、土地を置いてターン終了。
それしかできなかったという事です。

でもそれが始まりであり、次に繋がるという意味でそんなタイトルにさせて頂いてます。


話が逸れましたが戻しましょう。

デッキ構築入門にはこのような記載があります。

土地はデッキの40%を目安に入れると良いでしょう。60枚デッキの土地の枚数は基本的には23枚~26枚ほどです。ビートダウンデッキはデッキ全体のマナコストが軽くなることが多く、結果的に必要な土地の枚数が少なくなることが多いです。逆にコントロール・デッキでは必要な土地の枚数が多い傾向にあります。最初に選択したコンセプトと、次に選択したカードのマナコストを見て、採用する土地の枚数を決めましょう。

デッキ構築入門

確かにその通りなのです、平均通常では24枚が基準と言われております。

もちろんリミテッドでの40枚デッキなら17枚、30枚デッキなら13枚といった具合です。
(計算上40枚の40%は16、30枚の40%は12なのですがそれに1枚足されるくらい土地は重要と考えてください)

赤単アグロのように極端な話デッキの最大マナコストが3くらいであれば土地は20枚でもデッキは回るのです。
逆に3色コントロールなどであれば、土地はもちろんのこと色マナも揃える必要があるので27枚くらいになることもあるのです。

土地が増えればマナ基盤は安定しますが、それ以外のカードの採用が少なくなります。クリーチャー展開で制圧するようなデッキであれば除去されたりカウンターされたるすることを考慮すると土地は24枚くらいに収めた方がいいかと思います。

その辺りはデッキ構築入門の「ステップ3:デッキを磨く」を参照されるといいでしょう。

今回お話するのはデッキ構築入門でも詳しく触れていなかった多色デッキでの色マナバランスの関係についてです。


土地の色バランスを考える

多色デッキの前に単色デッキであれば、山なら山を24枚揃えればいいという事になります。
(今回はデッキに対する土地の数は24枚と統一しておきましょう)

まずは各色の土地数を決めよう

例えばアゾリウスカラー(白青)であれば、平地が12枚・島が12枚ということになります。3色のジャンドカラー(黒赤緑)であれば、沼8枚・山8枚・森8枚ということになります。あまり見かけませんが4色であれば平地6枚・島6枚・沼6枚・山6枚という具合に、5色であれば各5枚(25枚になってしまいますが)となります。

そこで登場するのが2色土地。
2色土地は2色いずれかのマナを出せるという優れた土地になります。

そうすることによって2色デッキなら12枚・12枚のところに4枚2色土地を入れることで基本土地10枚・10枚・2色土地4枚となりますし、8枚入れれば基本土地8枚・8枚・2色土地8枚が必要枚数になります。

それじゃぁ3色土地なら2色土地だけで事足りるんじゃないの?となるかもしれませんが、基本土地の重要性は結構大きな物なのです。

2色土地については以前にスタンダード環境において紹介させて頂いてます、さんこうまでにご覧ください。

これからマジック:ザ・ギャザリングを始めようという方へ向けて、自分なりの経験を元に最初に何をすればいいのかわかりやすく解説してみました。

基本土地ってなくてもいいの?

公開されているデッキリストを見てもほとんどの多色デッキにおいて基本土地が採用されているかと思います。
なぜなら基本土地は特殊土地のような多彩な事はできませんが、やはりなくてはならない存在なのです。

デッキの中には「基本土地をサーチして手札に加える」「基本土地をサーチして戦場に出す」といった効果の物が存在します。なかには基本土地のタイプまで指定されたものもあるでしょう(例:平地を探して手札に加える)

そういった条件を達成する為にも基本土地は必要ですし、なにより基本土地はアンタップインで戦場に出ます。
全ての土地がタップインであれば、そのターンは結局新たな行動ができないというテンポの悪さにも繋がりますのでその辺りを考慮して基本土地は採用するようにしましょう。

中には相手のカードによって自分が基本土地をサーチする場合もあります。
この場合、デッキに基本土地がなければサーチすることができずメリットを得られない事になります。

デッキ全体のカラーバランスを考えよう

次に基本土地と2色土地の配分が決まったら次は採用しているカードにどの色が多いかによって基本土地の配分を変更しましょう。

イゼットカラー(青赤)のデッキを組んだとして、土地を除くカードの比率が青20%・赤40%・多色20%だったとしましょう。

そうした場合、必然的に島より山を使うカードが多いことになるのでデッキの土地も山の方を増やさないとうまくデッキが回らなくなってしまいます。

先の部分で当てはめると「島8枚・山8枚・2色土地8枚」だったとしましょう。
それをデッキがうまく回るように「島6枚・山10枚・2色土地8枚」にするのです。

そうすることによって手札に赤のカードが来る可能性が高い状況にも対応しやすくなるのです。

3色デッキでも同様です、それぞれの色に対して土地の色がアンバランスだとカードはあるのに土地の色が合わなくて出せない、なんて状況もなくなりはしませんが、そういっった状況が減るでしょう。

最大マナコストを考えよう

そしたら次のステップとして各色のマナコストを考えてみましょう。
最大マナコストもそうなのですが、ここではシンボル数に重点を置いた方がいいでしょう。

では同じ6マナのカードを3種用意してみました。
同じ6マナでもマナシンボルが多く必要になればなるほど、必要な土地バランスが重要になってきます。

本を貪るものであれば赤1枚あればそれ以外はなんでもマナが出ればOKなのですが、夢喰いだと青が最低2枚必要に。
パルン、ニヴ=ミゼットであれば青3枚・赤3枚と条件はかなり異なります。
2色土地はどちらも出せますが、基本土地はいずれかしか出せません。

更に集団強制のようなカードを採用されているのならば、青4枚は最低でも必須ということになります。

デッキ全体のカラーバランスを整えた後には、マナコストも考慮してこの色には最低何マナ必要なのかも忘れずにチェックしましょう。

極端な話、青赤のデッキで青のカードが集団強制しかないという場合でも青マナは4枚必要、ただし4枚あればいいかと言われればそうではありません。
4枚しかなければゲームの最後まで4枚出るかどうかわかりませんよね。
なので2色土地併せて最低でも青マナは8枚くらいはあった方がいいでしょうと言うことになります。

特殊土地を活用しよう

マナコストも考慮した状態まで来れば、2色土地と基本土地の必要枚数は把握できたと思います。
それでは24枚のうち、必要最低枚数に対して特殊土地を入れたい場合はどうするの?という部分です。

特殊土地は基本土地にはないようなその土地ならではの能力を有していますので、そういった土地を上手く活用することでゲーム中にも展開が優位になったりします。

特殊土地は最低必要な基本土地と2色土地以外の枚数まで採用可能ということになります。
解りやすく言えば、「デッキ全体のカラーバランスを考えよう」で決めた基本土地の一部を特殊土地に置き換えるということです。

特殊土地の中には特定のマナを出せるものや、好きな色マナを出せるもの、基本土地をサーチして戦場にだすもの、無色マナしか出ないけど何か特殊な事をできるものなど様々なタイプが存在します。

特殊土地に関しては以前スタンダード環境においての特殊土地ということで解説させて頂いてますのでそちらをご覧になってください。

これからマジック:ザ・ギャザリングを始めようという方へ向けて、自分なりの経験を元に最初に何をすればいいのかわかりやすく解説してみました。

自分のデッキにマッチした特殊土地がきっとあると思います。
そんな特殊土地を入れてデッキを強化していきましょう。
ただし、採用しすぎにご注意を。
特殊土地は何かしらのメリットを持つ代わりにデメリットも持っています。
特殊土地が多すぎるとタップインし続けなければいけないなんてこともありますので。


いかがでたでしょうか、土地もただあればいいという訳でもないのが実情。
デッキを組んでみようかなと言う方にとって何かしら得るものがあればと思います。

また、オリジナルデッキを作るのも楽しみのひとつです。
でも私はコピーデッキ(大きな大会で優勝したデッキなどは公開されているケースが殆どです)を使うことも推奨しています。
そのような場合は、ただ使うのではなく「何故このカードが採用されているのか」「どうしてこのような土地バランスになっているのか」というのも考えましょう。
デッキを構築した人の考えなどが見えてきます、コピーデッキもただカードを揃えれば強いのかというとそうでもありません。

ちゃんと構築された方が意図したようにカードを運用できなければ自分のオリジナルデッキより弱いかもしれません。
自分のオリジナルデッキはどうしてそのカードを採用してどういう時に使おうかというのも理解していますからね。

他人のデッキを拝見するのもまた勉強であり、自分のデッキを強くするヒントであったりしますので色々拝見してみましょう。

ではまた。

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