
いよいよ世界王者が決定する日がやって参りました。
本日はTOP4からグランドファイナルとなり、世界王者が決定致します。

この4人による王者を目指しこのトロフィーをかけ対戦致します。
勝者ブラケット
マルシオ・カルヴァリョ選手 ジェスカイファイヤーズ(写真:中左)
パウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサ選手 アゾリウスコントロール(写真:中右)
敗者ブラケット
ガブリエル・ナシフ選手 ジェスカイファイヤーズ(写真:右)
セス・マンフィールド選手 赤単アグロ(写真:左)
それでは本日の試合内容のおさらいから。
3日目:スタンダード構築戦――トップ4プレイオフ
3日目はここまで勝ち残った4人のプレイヤーによる対決となります。
トップ4の対戦カードはトップ8での対戦結果により決まります。
- 勝者側ブラケット決勝戦では、トップ8勝者側ブラケット準決勝で勝利を収めた2人プレイヤーが対戦します。
- 勝利を収めたプレイヤーは決勝戦に進出
- 敗北したプレイヤーは敗者側ブラケット決勝戦へ
- 敗者側ブラケット第3回戦では、敗者側ブラケット第2回戦で勝利を収めた2人のプレイヤーが対戦します。
- 勝利を収めたプレイヤーは敗者側ブラケット決勝戦に進出
- 敗北したプレイヤーはトーナメント敗退
- 敗者側ブラケット決勝戦でも同様に対戦を行います。
- 勝利を収めたプレイヤーはグランドファイナルに進出
- 敗北したプレイヤーはトーナメント敗退
グランドファイナルでは、勝者側ブラケット決勝戦で勝利したプレイヤーと、敗者側ブラケット決勝戦で勝利したプレイヤーが対戦します。
- 全日程を通して敗北数の少ない、勝者側ブラケットから勝ち上がったプレイヤーは、2マッチで勝利を収めれば優勝
- 敗者側ブラケットから勝ち上がったプレイヤーは、3マッチで勝利を収めれば優勝
3日目の終了時には、グランドファイナルで勝利を収めた1人のプレイヤーが世界王者の称号を手にすることとなります。
対戦結果は以下の通り。

まずは勝者ブラケットからスタートし、ダモ・ダ・ロサ選手のアゾリウスコントロールが勝利、やはりアゾリウスコントロールに対し霊気の疾風などがメインで無駄となるカルヴァリョ選手のジェスカイファイヤーズに対し、ダモ・ダ・ロサ選手のアゾリウスコントロールは一切の無駄がない構成が優勢となった感じでした。
そしてジェスカイファイヤーズのナシフ選手と赤単アグロのマンフィールド選手の敗者ブラケットでの対戦。
1マッチ目をマンフィールド選手が制しますが、2マッチ目ではナシフ選手が巻き返しとり返す展開。
3マッチ目で再びマンフィールド選手が制して勝利、赤単アグロの底力を見せつけられた試合でもありました。
続いては勝者ブラケットから敗退したカルヴァリョ選手とマンフィールド選手との対戦、フルマッチまで持ち込むほどもの凄い拮抗した試合の結果、カルヴァリョ選手の勝利となりました。
やはりジェスカイファイヤーズに対し先行して攻めきれないと辛い盤面も多く見られましたがもの凄い健闘だったと思います。
そしてグランドファイナルは再びダモ・ダ・ロサ選手とカルヴァリョ選手との対戦という流れに。
グランドファイナルはダモ・ダ・ロサ選手が2マッチ勝利すれば王者なのに対し、カルヴァリョ選手は3マッチ勝利しなければ王者になれないという対戦。
1マッチ目はダモ・ダ・ロサ選手が完封ストレート勝ち。
2マッチ目はカルヴァリョ選手がストレート勝ちしてリベンジ。
3マッチ目はカルヴァリョ選手がお互い非情な状況の中、イーブンへ。
まさかの土地が来ないと続いてのナーセットサーチがスカ。
そしてまさかのフルマッチとなりファイナルマッチへ・・・。
そのファイナルマッチを制したのは

パウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサ選手でした。
ファイナルセットではカルヴァリョ選手が良ハンドながら色マナが揃わないのを敢えてキープし、ドローに期待を込めてプレイ開始したものの引く物引く物騎兵続きとなり、その間に盤面制圧して盤石な布陣でダモ・ダ・ロサ選手が勝利となりました。

長年の夢でもあり、唯一所持していなかったタイトルでもあるワールドチャンピオンを獲得。本当におめでとうございました。
非情に熱い3日間でした。
また来年度がこれから始まります、既に予選はやプレイヤーズツアーは始まっておりますがまたこのような大舞台の観戦、楽しみに期待しております。
ではまた。