
基本セット2021環境がはじまりましたので、通例となりました能力解説を行っていきたいと思います。
現スタンダード環境につきましての能力は以下のリンクからご覧になってください。
こちらではラヴニカのギルドからテーロス還魂記までについてお話させて頂いております。
イコリアでの変容についてはこちらで解説を
相棒につきましては去る2020年6月1日付のルール改定により内容が変わりましたのでこちらの禁止制限告知記事からご覧ください。
従来よりある常磐木と言われる常設能力につきましてはこの記事にて解説させて頂いております、これからはじめる方は多分この能力の多彩さに頭を悩ませることになるかと思いますのでご一読頂ければ幸いです。
切削

キーワード処理になります。
自分のライブラリーの一番上からカードを2枚自分の墓地に置く行為を改めて「切削」というキーワード処理を用いることになったことから発生したものです。
○枚切削と書かれていたらライブラリの上より○枚墓地に送るということになります。
仮にライブラリに1枚しかカードが残っていない状況で2枚切削と指示された場合、ライブラリに残る1枚だけ墓地に送ります。
ただ次のドローステップもしくはカードの能力によるドローが要求されるまでは敗北となりませんのでご注意ください。
基本セットだけに新しいものはこれのみとなります。
新しいメカニズムを搭載しないのも基本セットの特徴となります。
それにより、基本セットでは部族やカードタイプによるシナジーが多く含まれます。
そんな中から新しい(もしくは再録された)ものがありますのでそちらもご紹介しましょう。
祭殿・エンチャント
祭殿を多数コントロールしているほど強力になるという神河ブロックより再録されたエンチャントタイプになります。
ただし、これはカード名に祭殿と入っていてもそのカードは祭殿にカウントされることはありません。
あくまでもカードタイプに「祭殿」と入っているもののみをカウントします。
神河物語に収録された5枚と合わせて計11枚が今回の祭殿サイクルにカウントされるということになります。
犬

今まで「猟犬」だったクリーチャータイプが「犬」となりました。
それに伴い「猟犬」はすべて、サブタイプを「犬」に変更する訂正を受けます。
それらのカードの他のサブタイプは従来通りであり、猟犬になるカードや猟犬・トークンを生成するカードも「猟犬」という言葉を「犬」に変更する訂正を受けます。
今回の基本セット2021でも犬シナジーは搭載されているので気になる方は一度いぬシナジーでデッキを組んでみるのもいいでしょう。
同様にクリーチャータイプ「猫」も以前より存在しますので、犬と猫の仲良しデッキなんていうのもありかもしれません。
それ以外の詳細はリリースノートが公式より出ていますのでそちらを参考にしてください。
『基本セット2021』&『Jumpstart』リリースノート
ではまた。