オンラインプレイに思うこと

たまにはこんな内容もいいかなと。

今マジックをプレイされているかたの多くがMTGアリーナ(以降MTGA)もプレイされていることかと思います。

MTGAが誕生する以前よりMagic the Gathering Online(以降MTGO)が存在しており、旧来からオンライン上でMTGOをプレイされ続けている方もいらっしゃるかと思います。

MTGAはグラフィカルなインターフェイスを持ち、動きのあるプレイスタイルでマジックの魅力をより多く伝えることができるものとなっております。

オンライン対戦はテーブルトップと異なり、時間と場所を選びません。
テーブルトップであれば、対戦する相手と対戦をするためのスペース(テーブル等)が必要なのですが、オンライン対戦であればPCと通信環境があればいいのです。

最近ではMTGAに限りますがMacOSにも対応し、より幅広いプレイ層を獲得できるという状況です。
加えるなら近日スマートフォン版(多分Android/iOS両対応かと思います)の対応もするとの事で、既にスマートフォンにおいてプレイされている状態も先日のゼンディカーの夜明けプレビューオープニングで公開されたほどです。

このようにプレイ環境が多様化する中、今までにはなかったことも発生してきているのも事実です。

フォーマット内での解析が早くなり、ネット環境の充実も相まってデッキ内容の拡散が早く多くのコピーデッキがメタ環境を支配するといった状況も最たる例でしょう。

MTGAにしろMTGOにしろ、AとBで重複して使用するカードを必要以上持つ必要がないというのも大きいかも知れません。
(例:赤単でショックが4枚必要、グルールアグロでショックが4枚必要な場合、テーブルトップでこれを同時に維持するのであればショックが8枚必要になる訳ですが、MTGAやMTGOでは4枚あれば事足りてしまうのです)

複数のデッキを気軽に構築し試してみる、これもオンラインが普及してこその効果かもしれません、テーブルトップですと枚数が足りないもしくは既存のデッキを一度解体して組み直すという手間が発生していた訳ですので。

それによってメタゲームが強いデッキ(Tier1デッキとも呼称されます)が画一的になり、支配率も非常に高い物になっているのではないかという懸念もあります。

勿論その時々の環境にもよりますが、こと近年のスタンダードに関して言うならば、MTGAが普及すればするほどメタゲームが画一になっているという部分は否めないと思います。

以前よりMTGOも存在していたのですが、何故MTGAがそれほど加速的にユー竿が増え、普及していったのでしょうか。

まずはMTGAとMTGOを比較してみましょう。


MTGAとMTGOの違い

対応フォーマット

MTGA:スタンダード・ヒストリック・ブロール・リミテッド
MTGO:スタンダード・パイオニア・モダン・レガシー・ヴィンテージ・パウパー・EDH・リミテッド

これだけの差がある現状です、ヒストリックはMTGA内専用フォーマットですのでパイオニアとも異なります。

プレイ環境

MTGA:
-For Windows PC –
必要動作環境
プロセッサー:AMD Athlon 64 X2 Dual Core 5600以上
グラフィックカード:GeForce GTX 8800以上
RAM:2 GB以上
オペレーティングシステム:Windows 7以上
推奨要件
プロセッサー:Intel Core2 Quad Q9300 @ 2.50GHz
グラフィックカード:GeForce GTX 560
RAM:4GB
オペレーティングシステム:Windows 10

-For Mac–
必要動作環境
OS: macOS X/10 (64-bit Intel)
プロセッサー:Intel Core i5
メモリ:4GB
グラフィックカード:1024MB VRAM
解像度:1280×720以上

MTGO:
-For Windows PC –
必要動作環境
プロセッサー:Pentium 4相当 2 GHz以上
グラフィックカード:ビデオメモリ128MB以上
解像度:1280×1024
RAM:1 GB 以上(32-bit OS)・2 GB以上 (64-bit OS)
ディスク空き容量:650MB以上
オペレーティングシステム:Windows 7 32bit以上
推奨要件
プロセッサー:Intel Core iシリーズ相当
グラフィックカード:内蔵グラフィックボード – ビデオメモリ512MB
RAM:4GB
ディスク空き容量:1GB以上
オペレーティングシステム:Windows 7 64bit以上

やはりMTGAの方がグラフィカルなインターフェイスを持つだけあって要求スペックがかなり高くなっています。
グラフィックボード必須という部分で察して頂けるのではないかと思います。

言語

MTGA:英語・ポルトガル語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ロシア語・日本語・韓国語
MTGO:英語

これに関してはMTGAが各言語に対応しているのに対してMTGOは英語のみです。

カード入手方法

MTGA:勝利報酬・パック開封(購入・報酬)・イベント報酬・ワイルドカード
MTGO:パック開封(購入・報酬)・トレード

ここには大きな違いがあります、MTGAではジェムというゲーム内通貨を購入するもしくはゴールドというゲーム内のみで入手可能なゲーム内通貨を利用してパックを購入するか報酬で入手という形に対し、MTGOではチケットを購入し他のプレイヤーとトレードを行うかテーブルトップのようにゲーム内ストアでパックを購入するかということになります。勿論報酬でパックを入手することもあります。

MTGAにのみワイルドカードというものが存在し、該当するレアリティ(コモン・アンコモン・レア・神話レア)の好きなカード1枚に変換できるというものもあります。

パック構成もMTGAとMTGOでは異なり、MTGAは1パックがレア/神話レアが1枚、アンコモンが2枚、コモンが5枚という構成に対し、MTGOはテーブルトップのブースターパックと同様の15枚となります。

MTGAは同一カード4枚以上所持出来ないのに対し、MTGAは何枚でも所持可能です。
(MTGAでは5枚目以上のカードが蓄積されるのをカウントし、状況に応じて宝箱が出現するシステムです)

MTGOではテーブルトップとカード条件がほぼ等しくなりますので、必要なカードはシングルトレードを行うというのが一般的なスタイルです。

購入可能なパックはMTGAではスタンダード・ヒストリックのパック、MTGOはスタンダードのパック、プレインズウォーカーデッキセット、デッキビルダーセットとなります。


主だった部分はこのような感じでしょうか。

MTGOにも有志による日本語化パッチなども存在しますが、勿論公式対応ではありませんのでその辺りはご承知おき頂ければと思います。

これから始める方にはもちろんMTGAをお勧めする訳ですが、いかんせんPCの要求スペックが高いので、数年前のノートPCですという場合ですとグラフィク処理能力不足で時折カクカクしてしまうのはお覚悟頂きたいかなという感じです。

かといってMTGOも言語の問題やお世辞にも親切と言えないシステムですので一概にどうぞとも言いづらい状況なのは確かですね。

パイオニア以下のフォーマットをデジタルプレイしたいということであればMTGOしか選択肢はなくなってしまう訳ですが、これから始める方にはスタンダードのカードプールで何ら問題ないかと思いますので思いっきりMTGAを楽しんで貰えればなと思います。

メタの解析及び画一化に関してはウィザーズ側で対処を考えていらっしゃるとは思いますが、効果的な対策はまだ打ち出されていない状況ですので今後のMTGAというかマジックそのもののルール体系に注目したいと思います。

長々となりましたが、今日はこの辺りで。
ではまた。

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