
10月31日、11月1日の2日間にかけて開催された日本選手権2020 秋はディミーアローグを携えた川田 一喜選手の優勝にて閉幕となりました。
川田選手おめでとうございます。
TOP8出場選手及びブラケットと経過は以下の通り。


最有力勢だったグルールアドベンチャーを抑え、TOP8に最も入賞したのがディミーアローグでした。
今回ディミーアローグでも特徴的だったのが、それぞれのディミーアローグのコンセプトが異なったと言うことです。
それだけディミーアローグのデッキそのものに多様性の幅があったということになります。
その中でも川田選手がチョイスしたのはライブラリーアウト。
デッキリストは以下の通りです。
相棒 1 夢の巣のルールス (IKO) 226 デッキ 4 マーフォークの風泥棒 (ZNR) 70 4 遺跡ガニ (ZNR) 75 4 寓話の小道 (ELD) 244 5 島 (ANB) 113 3 沼 (ANB) 116 4 欺瞞の神殿 (THB) 245 2 ゼイゴスのトライオーム (IKO) 259 4 空飛ぶ思考盗み (ZNR) 236 4 盗賊ギルドの処罰者 (M21) 125 1 神秘の論争 (ELD) 58 3 アガディームの覚醒 (ZNR) 90 3 血の長の渇き (ZNR) 94 1 死住まいの呼び声 (IKO) 78 1 塵へのしがみつき (THB) 87 4 湖での水難 (ELD) 188 2 無情な行動 (IKO) 91 4 物語への没入 (ELD) 50 1 凪魔道士の威圧 (ZNR) 66 4 清水の小道 (ZNR) 260 1 取り除き (M21) 97 1 本質の散乱 (IKO) 49 サイドボード 1 死住まいの呼び声 (IKO) 78 1 塵へのしがみつき (THB) 87 1 取り除き (M21) 97 2 否認 (ZNR) 71 2 スカイクレイブの影 (ZNR) 125 2 精神迷わせの秘本 (M21) 232 3 凪魔道士の威圧 (ZNR) 66 2 神秘の論争 (ELD) 58 1 夢の巣のルールス (IKO) 226
遺跡ガニの上陸効果、マーフォークの風泥棒のダメージがプレイヤーに通った時の効果、空飛ぶ思考盗みの並列アタック効果、そして盗賊ギルドの処罰者の効果でどんどん相手のライブラリを切削していきます。
そして加えるならば相手の墓地に8枚以上ある限りの効果が盗賊ギルドの処罰者、空飛ぶ思考盗み、マーフォークの風泥棒に備わっているためシナジー効果も抜群となっております。
マナカーブも特徴的になっており、クリーチャーを始め除去などはほぼ3マナ以下。
物語の没入や神話レア土地などの重量級もあるため、早い展開で勝負を決めに行くパターン、長期化した場合の対応策共に優れた形となっています。
除去もクリーチャーも1マナを多く採用しているため、ルールスでの使い回しもかなり効果的。
マーフォークの風泥棒を積極的に生け贄にできます。
それによりドローカードとかなり効率的なデッキに仕上がってますね。
ランクマッチでもライブラリーアウトタイプのディミーアローグが流行しそうな予感がします。
ザレス・サンの墓地操作タイプもかなり強力だとは思いますのでいろんなタイプが割拠しそうではありますね。
ではまた。