
先週末から開催されていたゼンディカーの夜明けチャンピオンシップではブラッド・バークレー選手の優勝で閉幕となりました。
バークレー選手おめでとうございます。
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『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ
今大会はスタンダードとヒストリックのダブルフォーマットとなっており、バークレー選手はスタンダードではディミーアコントロール、ヒストリックではアゾリウスコントロールといういずれもコントロールデッキを採用しての挑戦でした。
最近のヒストリックではあまり上位入賞を果たせなかったアゾリウスコントロールでしたが、これにてまたコントロールファンの方には朗報だったのではないでしょうか。
まずはメタゲームから振り返ってみましょう。
スタンダード

アーキタイプ | 人数 | 比率 |
---|---|---|
グルールアドベンチャー | 44 | 23.9% |
緑単フード | 32 | 17.4% |
ディミーアローグ | 31 | 16.8% |
ティムールアドベンチャー | 20 | 10.9% |
ディミーアコントロール | 19 | 10.3% |
エスパードゥーム | 17 | 9.2% |
マルドゥドゥーム | 4 | 2.2% |
セレズニアアドベンチャー | 2 | 1.1% |
ボロスサイクリング | 2 | 1.1% |
ティムールランプ | 2 | 1.1% |
ナヤウィノータ | 2 | 1.1% |
グルールフード | 2 | 1.1% |
スゥルタイランプ | 1 | 0.5% |
ジェスカイブリンク | 1 | 0.5% |
エスパーコントロール | 1 | 0.5% |
赤単アグロ | 1 | 0.5% |
ラクドスミッドレンジ | 1 | 0.5% |
ジェスカイコントロール | 1 | 0.5% |
オルゾフドゥーム | 1 | 0.5% |
各選手の出っきりストはこちらから
(スタンダード)『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ 参加全選手デッキリスト
グルールアドベンチャーを筆頭に緑単フードと続きますが、ディミーアローグまででようやく半数を超える乱立した環境です、スタンダードとしては非常にいい傾向のメタ分布ではないかと思います。
意外にもドゥームデッキがエスパー(白青黒)・マルドゥ(白黒赤)・オルゾフ(白黒)と多種に渡っているのが目に付きましたが、合計するとティムールアドベンチャーを超える数となるんですよね、ドゥームデッキが意外にも活躍していましたね、前環境ほどアーティファクトを多用している訳ではないのでスタックスという名前にはなっていないようです。
個人的にはもう少しディミーアローグが多いのではという予想ではありましたが、それ以上に緑単フードが活躍した環境だったようです。
ヒストリック

アーキタイプ名 | 人数 | 比率 |
---|---|---|
4cミッドレンジ | 37 | 20.1% |
ジャンドサクリファイス | 36 | 19.6% |
ゴブリン | 23 | 12.5% |
ラクドスサクリファイス | 20 | 10.9% |
スゥルタイミッドレンジ | 15 | 8.2% |
アゾリウスオーラ | 12 | 6.5% |
アゾリウスコントロール | 9 | 4.9% |
無色ランプ | 5 | 2.7% |
ディミーアコントロール | 4 | 2.2% |
ケシスコンボ | 2 | 1.1% |
スゥルタイパラドックス | 2 | 1.1% |
アゾリウスサイクリング | 2 | 1.1% |
黒単アグロ | 1 | 0.5% |
オルゾフオーラ | 1 | 0.5% |
オルゾフヨーリオン | 1 | 0.5% |
赤単プレインズウォーカーズ | 1 | 0.5% |
ボロスバーン | 1 | 0.5% |
バントコントロール | 1 | 0.5% |
エスパーヨーリオン | 1 | 0.5% |
赤単アグロ | 1 | 0.5% |
九つの命 | 1 | 0.5% |
マルドゥ機体 | 1 | 0.5% |
エスパーギフト | 1 | 0.5% |
ラクドス秘儀術師 | 1 | 0.5% |
4cコントロール | 1 | 0.5% |
ゴルガリストンピィ | 1 | 0.5% |
ボロス騎士 | 1 | 0.5% |
ディミーアローグ | 1 | 0.5% |
ネオストーム | 1 | 0.5% |
各選手のデッキリストはこちらから
(ヒストリック)『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ 参加全選手デッキリスト
ヒストリックでは全体的にアグロよりはミッドレンジ・コントロール寄りの構成になりました。
カラデシュ環境が加わったことによりエネルギーや機体なども登場し、より多岐に渡ったメタ分布だったと思います。
割とヒストリックでは上位にいるジャンドサクリファイスが4cミッドレンジに一歩譲った格好です、ただしラクドスサクリファイスを加えサクリファイス系と捉えると3割を占めるという意味ではまだヒストリックでのTier1とも言えるのではないでしょうか。前回のヒストリックでは多数を占めたゴブリンもこの環境になってもまだ元気に活躍しているのは嬉しいですね。
今後のヒストリックでのアーキタイプの変化に注目ですね。

最終日のTOP8ブラケットですが、今回はフォーマットがヒストリックでの最終決戦ということで今までは大抵TOP8ブラケットがスタンダードの開催が殆どだったと思いますのでヒストリックに力を入れているのが現れているのではないかと思います。
今後はスタンダードとヒストリックが交互にTOP8ブラケットのダブルイリミネーションのフォーマットになるのかもしれませんね。
大会のアーカイブがそれぞれありますので、オンタイムで観れなかった方もトッププレイヤー達の確約を是非拝見してみてください。
プレイの参考になることが多くあるかと思います。
1日目
2日目
3日目
しばらくは店舗での大会がないだけにオンラインの大会観戦は空き時間を利用できるのでいい勉強になります。
ではまた。