ストーム値の最新版翻訳されています

先日日本語公式ページの読み物において以前よりマローが備忘録的に書いていたストーム値なるパラメーターを記事にしたものです。

これでかれこれ7回目となりますが、メカニズムの再検証とデザイナーの意見を垣間見る面白い内容ですのでご紹介。

ストーム値:『テーロス』『テーロス還魂記』

こんかいはテーロスブロック及びテーロス還魂記(対象エキスパンション:THS・BNG・JOU・THB)で収録されたメカニズムの検証及び再録再検証を行っている訳ですが、今後の再録の目安(採用されるであろう、されないであろうくらいの大雑把なものですが)や過去を含めこれはよかった、ヤバかったなんてものも語られています。

ちなみにストーム値といっても何回呪文を唱えたかをカウントするストームとは違いますのでご了承のほどを。


人気

 プレイヤーがこのメカニズムを好きだったかどうか。プレイヤーが好きなものは、再録される可能性が高い。そうでなければ、再録される可能性は低い。これは「楽しかったか」という質問が大きな基準になる。この評価は以下の4段階になる。

  • 大好評 ― 市場調査で、史上すべてのメカニズムの中で上位25%に含まれているメカニズム。なお、これらの評価は現在のメカニズムと史上すべてのメカニズムとの比較になる(市場調査はずっと以前から始めていたのだ)。従って、上位に入るのは難しい。
  • 好評 ― 市場調査で、平均以上で上位25%には至らなかったもの
  • 普通 ― 市場調査で、平均以下で下位25%には至らなかったもの。ただし平均としてかなり好かれるようにしているものなので、平均以下といってもプレイヤーの多くが嫌っているわけではなく、それ以上に好かれているメカニズムがあるというだけである。この分類に入ったからといって再録の可能性が下がるわけではない。
  • 不評 ― 市場調査で、下位25%のメカニズム。この区分に入ったものは、再録の可能性は低くなる。

デザイン空間

 このメカニズムで作れるカードの枚数にどれぐらい余裕があるか。それ以上カードを作ることができなければ、どれだけのプレイヤーが好んでいようと、どれだけデベロップしやすかろうと関係ないので、デザイン空間は重要である。この評価は以下の3段階になる。

  • 広大 ― このメカニズムには非常に広大なデザイン空間がある。何度でも再録できて、新カードを作る上での問題はない。
  • 中等 ― このメカニズムにはいくらかのデザイン空間があり、簡単に再録はできるが何度でもというわけにはいかない。
  • 狭小 ― このメカニズムはこのセット内でデザイン空間の限界に来ている。再録したときに充分なカードをつくるのは難しい。

多用途性

 このメカニズムと他のメカニズムの相性はどうか。このメカニズムには多くの前提が必要か、それともサポートはほとんどいらないか。言い換えると、このメカニズムによってデザインは簡単になるか難しくなるか。この評価は以下の3段階になる。

  • 柔軟 ― このメカニズムは使用が簡単で、サポートはほとんど必要なく、他のメカニズムと容易に相互作用する。
  • 普通 ― このメカニズムは多少使用が難しく、いくらかのサポートが必要で、他のメカニズムと絡むのに問題がある。
  • 硬直 ― このメカニズムの使用は難しく、かなりの前提が必要となり、他のメカニズムと混ぜるのには明確な問題がある。

デベロップ

 このメカニズムのコスト付けがどの程度難しいか。バランスを取るのは難しいか。このメカニズムを仕上げるのが簡単かどうか。この評価では、メカニズムをデベロップする難易度を見ている。この評価は以下の3段階になる。

  • 問題なし ― デベロップが簡単で、プレイデザインが乗り越えるべき大きな課題はない。
  • 普通 ― プレイデザインが取り組み、テストやデベロップにおいて特別の注意が必要な問題が存在する。ほとんどのメカニズムはこの分類に当てはまる。
  • 問題あり ― このメカニズムにはプレイデザインにとっての、大きな課題が存在する。テーマに立ち返り、構築にあまり影響を与えない方向に方向転換しなければならないこともありうる。

プレイアビリティ

 このメカニズムの働きや他のメカニズムとの相互作用を、プレイヤーが理解する上で問題があったかどうか。このメカニズムを使う上で物質的な問題はなかったか。この評価はメカニズムをプレイする上での障壁があったかどうかを見るものである。評価は2段階になる。

  • 問題なし ― プレイする上で問題はなかった。
  • 問題あり ― プレイすることに影響するような問題が存在した。

引用:ストーム値:『テーロス』『テーロス還魂記』

これらの項目を元にメカニズムの検証を語ってくれます。


これらについての検証結果は記事を読んで頂ければと思いますし、過去のエキスパンションで出たストーム値についても以下の

  1. タルキール覇王譚ブロック
  2. ラヴニカ・ラヴニカへの回帰ブロック
  3. ゼンディカー・戦乱のゼンディカーブロック
  4. イニストラード・イニストラードを覆う影ブロック
  5. ミラディン・ミラディンの傷痕ブロック
  6. カラデシュブロック、アモンケットブロック

と6回に渡りそれもメジャーな次元を中心に語って頂いているのでこの辺りは皆さんも興味のある部分かと思われますし、既に拝読された方も多いかもしれません。

これらの記事が実際に今後のエキスパンションにおいて影響するしないはまた別次元でのお話ですのであくまでもデザイナー側が検証してみたところこう感じたくらいに思って頂ければと思います。

ではまた。

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