ティボルトの計略デッキがスタンダードにも登場

先日お伝えしたティボルトの計略デッキはモダンでしたが、やはりスタンダードでも登場して参りました。

MTG GoldFishにて紹介されていた記事になります。
Single Scoop: Tricky Tricky (Standard, Magic Arena)

プレイ動画もありますので参考になるかと思います。
勿論喋っているのは英語ですが、まぁ理解できなくとも雰囲気で理解できるかと思います。

早速カルドハイム環境参入により、モダンで怪しいデッキが登場して話題になっているので既にご存じの方もいらっしゃるかと。 ティボ...
デッキ
 4 石とぐろの海蛇 (ELD) 235
 4 トーモッドの墓所 (M21) 241
 4 ティボルトの計略 (KHM) 153
 3 キオーラ、海神を打ち倒す (THB) 52
 1 ニクス咲きの古きもの (THB) 190
 1 巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス (KHM) 199
 3 星界の大蛇、コーマ (KHM) 221
 4 呪われた狩人、ガラク (ELD) 191
 4 岩山被りの小道 (ZNR) 261
 4 発生の根本原理 (IKO) 189
 4 出現の根本原理 (IKO) 185
 4 精霊龍、ウギン (M21) 1
 3 嘘の神、ヴァルキー (KHM) 114
 4 河川滑りの小道 (ZNR) 264
 2 荒廃踏みの小道 (KHM) 252
 1 天啓の神殿 (M21) 252
 3 天啓の神殿 (M20) 253
 2 悪意の神殿 (THB) 247
 4 奔放の神殿 (THB) 244
 1 ヴァラクートの覚醒 (ZNR) 174

デッキリストはこのような感じです。

モダンでは3マナ続唱スペルを基軸にコンボがスタートした訳ですが、スタンダード環境では続唱などは存在しませんので、フリースペル(0マナアーティファクトなど)を基軸にコンボスタートとなります。

このリスト(動画)の場合、石とぐろの海蛇を0マナキャストもしくはトーモッドの墓所をティボルトの計略で打ち消すところからコンボスタートとなります。

モダンの場合は、複数の3マナ続唱スペルを用意するのとマナ加速で2ターン目に3マナ呪文が唱えられる条件を揃えましたが、スタンダードの場合は「ティボルトの計略」「フリースペル」「赤マナ含む土地2枚」がキープ条件となります。

まぁ、見ての通りコンボ以外の手段が全て終盤みたいなマナカーブ構成ですのでとにかくこの3要素が見えるまでマリガンとなるでしょう。
(最低でも2要素は確保ですね、ディボルトの計略は初手にあるのはほぼマストとなります)

もちろん、スタンダードで可能ということはヒストリックでも可能ということです。
ヒストリックだと「羽ばたき飛行機械」「モックスアンバー」などの0マナアーティファクトが増えることもあって幾分スタートがさせやすいでしょう。

むしろ初手に2枚モックスアンバーがあればモックスアンバーからマナを出して唱えたモックスアンバーを打ち消せば土地1枚でもいけてしまうという訳です。
(2回目のモックスアンバーは着地しませんのでレジェンダリー解決も不要ですね)

当然ヒストリックだとウラモグや全知も候補に挙がってくるわけです、2ターン目で滅殺2は酷すぎますね、出した土地追放された上に殴られるとライブラリ20枚削られる訳ですから、ほぼほぼ勝ち筋断たれる事となるでしょう。


回避策としてもかなり乏しく、自デッキが白ないし青を採用していない限り絶望ですので2ターン目にフリースペル唱えた時点で投了してもいいレベル。
(石とぐろを0マナキャストは通常あり得ませんから確実にコンボスタートの合図です)

先手であればドラニスの判事で手札以外からのキャストを禁止する、否認でティボルトの計略をカウンターするなどありますが、後手であれば1ターン目に耳の痛い静寂を貼って石とぐろからのクリーチャー着地を阻止するくらいしか対抗策がないのではという次元になります。

ヒストリックになると後手でも呪文貫きでカウンターが可能ですし、先手なら物語の終わりでティボルトの計略2回目の能力をカウンターして切削だけさせるといった手段も増えますが、いずれも初手に持っていたければ何もできないのは確かです。

ティボルトの計略デッキ自体がコンボを押し通すゴリ押しタイプのデッキですので、妨害手段はもちろんのこと除去手段も持ち合わせていないコンボ全振り型デッキになりますので、これを回避してしまえば勝機を見いだすことは容易いかと思います。
(その2ターン目に対抗できるかどうかがほぼほぼ勝負となってしまいます)

まぁティボルトだから赤のスペルなのでしょうが、青のスペルだったら神秘の論争でカウンターするという戦略もできましたし、内容がほぼほぼ青スペルなのに赤なのは結構驚きのカードではありました。

今のところトーナメントシーンで席巻するまでに至っていないので、早々の対処もないかなとは思われますが、今後特にモダンやレガシー辺りでは席巻するようであれば何らかの対処はされるのではないかと思われます。

動画をご覧になっても解るかとは思いますが、かなり決まれば爽快なデッキではないかと思われます。
コンボデッキ全般に言える傾向ではあるのですが、使う側は楽しいのですが使われる側は楽しくも何もないどころか不愉快レベル(対処のしようがないという部分)ではあるので乱用はご注意を。

毎回の如くマナコスト踏み倒しとパーマネントパクり系及び過剰ランプ系は何かと問題を引き起こす要因ではあるのですが、搭載してくるんですよね・・・。

楽しくする要因ではあると思うのですが、常軌を逸するカードは使われた側の不快要素も加味して採用して欲しいかなと個人的には思っております。

全然関係ないのですが、紹介した動画で配信者が相手ターンから土地をピロピロさせているのも正直見ていてあまり気分がいいものではないですね。
テーブルトップでいうシャカパチに通じるものなのでしょうが、幸いなことに対戦相手には見えませんので何も影響はないのですが、配信される立場であればその辺りも配慮された方がいいのかなと観ていて思いました。


早期ターンでのコンボデッキは正直あまり好きではありませんが、これだけ話題にあがってるデッキでもありますのでご紹介させて頂きました。

対応策もほぼほぼ皆無に近いのですが、今後対応策が発見されるもしくはさっさと投了して次のゲームへ気分を切り替える目安になればと思います。

ではまた。

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