プロシーンの今後について

2021-2022年度のプロリーグが大幅に削減される旨の見解が公式より示されました。
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eスポーツ更新情報:シーズンの移行と集まってプレイするイベントについて

大きくは2つ、まずはプロシーンのみならず一般のプレイヤーにも対する内容です。

対面でのプレイがマジックならではの強みであること。私たちはそこに力を入れる必要があります。つまり地元の小さな大会から地域の大型大会、そしてハイレベルな競技イベントまで整備するということです。

デジタル・プレイも残すこと。ただし、あくまでもプレイ・プログラムの一部として。私たちはデジタルからのプレイヤーの大きな増加を目の当たりにし、デジタル・イベントの可能性を見てきました。今後はデジタルと対面でのイベントを織り交ぜて開催していきます。

参加しやすさを大事にすること。つまり、プレイの機会を幅広くご用意します。地域のイベントや「コマンドフェスト」を成功させることから、より多くのプレイヤーが参加できるさまざまなレベルのイベント環境を整備することまで、あらゆる内容を検討しています。

我慢も必要であること。私たちはまた集まってプレイできる日が来ることについては楽観的に見ていますが、旅行や屋内での密集、長時間にわたる空間の共有が伴うハイレベルなマジックの大会を開催することについては現実的に考えなければなりません。今挙げた要素はどれも、感染症が流行する中ではイベントの実現が難しくなるものばかりなのです。安全に集まれるようになるまでは、地元のイベントや地域のイベント、デジタル・イベントに注力していく予定です。

柔軟性を大事にすること。テーブルトップのイベントを再編する上で大切なことです。対面でのプレイや旅行が安全になっていくのに合わせて、システムを更新していくことになると思います。

eスポーツ更新情報:シーズンの移行と集まってプレイするイベントについて

新型コロナウィルス感染症対策への対応ということもあり、今年度はテーブルトップイベントはほぼ全面中止、(店舗イベントは一部解除されていた時期もありましたが、通年考えるとほぼ中止だったと言っても過言ではないと思います)それに伴う大型イベントマジックフェストの全面中止、こちらは次年度計画すら未定状態でしょう。

それに代わるアリーナによるオンラインイベントや大会の増加、敷居の低いところで言うとFNM@HOMEイベントなどの通常のアリーナイベントに始まり、アリーナオープン、MTGMeleeとDiscordを利用したオンラインイベントが活発化したことは間違いないでしょう。
現に国内大会でも日本選手権2020などの大型大会も開催されました。

ここへきてテーブルトップへの回帰の表明がなされています。
やはりカードそのものが売り上がらないと全体的な体勢は好転しないということでしょうか。

アリーナによりプレイ人口は増加していると思いますが、このタイミングで今までの辿った道から元のベクトルに戻ろうとしている訳ですので何かしらの理由はあるはずです。

勝手な推測ではありますが、オンラインで業績が好転しているようであればその道を進んでいくはずだとは思いますので・・・言い回しからしても否定こそしていませんが、やっぱりテーブルトップでしょう。という言い方は何か引っかかるんですよね。

続いてはプロシーンについて

2021-2022シーズンは以下のようになる予定です:

既存の「セット・チャンピオンシップ」の形式は引き続き維持されます。

『ストリクスヘイヴン』チャンピオンシップと比較して賞金総額を増額し、賞金体系を見直します。2021-2022シーズンでは3つのセット・チャンピオンシップが開催され、それぞれの賞金総額は450,000ドルになる予定です。

2021-2022シーズンでは、リーグ・ウィークエンドおよび「ガントレット」イベントは行われない予定です。

2021-2022シーズンは、マジック・プロリーグおよびライバルズ・リーグの最終シーズンとなります。所属選手たちは次のリーグ・シーズンのために戦うのではなく、世界選手権出場の席を懸けて競い合うことになります。

世界選手権の賞金総額は250,000ドルの予定です。

eスポーツ更新情報:シーズンの移行と集まってプレイするイベントについて

はっきり言うとMPLとMRLがなくなるということですね。
策定されたばかりのMPLとMRL、ガントレット含め結構構成が難解な状態ではありましたのでそれの改善ということでしょうか。

現行のスタイルになった要因のひとつとしてDCIナンバーによるポイントの廃止とウィザーズアカウントへの移行という部分もあったかと思います。
今までプロポイントなるものがDCIナンバーに紐付いてランキングされていた訳ですが、その指標の廃止に伴い現行のスタイルになったのではと思います。

時を同じくしてテーブルトップイベントからオンラインイベントへ移行となり、現状のリーグ及びガントレットがあるわけです。

次年度ではリーグウィークエンドとガントレットが行われない、つまりMPLとMRLが終了するから入替戦も必要がないですよねという事なのでしょう。

我々一般プレイヤーには雲の上の話ではありますが、実際その場で活躍するトッププロの選手(特にマジックプロプレイをほぼ専業にされている選手)にとってはこれは大きな損失です。

なおシーズン全体の賞金総額は変更しない予定と明示してはいますが、賞金総額の問題なのではなく参加機会の損失が大きいということでしょう。
賞金総額に変更がなく、1大会辺りの賞金配分が増えたところでその少ない機会において勝ち続けなければならないという今以上に過酷な状況を強いられるのを明示したという事になります。

私もプロシーンなど観戦専門のとても縁遠いプレイヤーですので自分自身には何も影響がないくらいの話ではありますが、プロプレイヤーにとってはマジックを続けるかどうかの死活問題にもなりかねません。
(もちろんファンとしてのプレイヤーは続けられるとはおもいますが・・・)

生活ありきのマジックプレイヤーの方々にとってはあまりにも先を不透明にするような今回の発表は不安だけを増加させてしまっているのではと思いました。
この状況下でなかなか次の体制を明示するのは難しいとは思いますが、今の流れと逆行したコメントに続いてプロシーンの大幅変更(変更後のイメージすらなし)はあんまりだなぁと個人的に思いました。

現状のリーグについてはシーズン中に「今後はこのようになります!」と明示され、内容に戸惑いながらも今の姿になったと記憶しているだけに、絵空事すらない今回の発表は辛いですね。
五里霧中とはこの事なのかと思ってしまいました。

ではまた。